今回は香港のスタートアップ企業、Able Carryのバックパックを紹介します。
ミニマルでモダンなデザイン、確かな耐久性、そして重量を感じさせないような軽量設計。
これまでありそうでなかった日常使いのバックパックです。
・とにかく軽いバックパックがいい
・誰ともかぶりたくない
・20Lでスリムなデザインを探している
そんな方にはぴったりです。
是非チェックしてみてください。
目次
Able Carry
Able Carryは香港の小さなチームから生まれたブランドです。
2018年Kickstarter(クラウドファンディング・プラットフォーム)にて約500万円を調達しスタートします。
その後もIndigogo, Campfireでもクラウドファンディングを成功させ、合計約2,000万円を調達しました。
アメリカでも人気があり、有名なYouTuberがレビューを上げています。
Able Carryのチームは現在ある日常使いのバッグのデザインや耐久性に疑問を持ち、
自ら都市の生活に溶け込み、丈夫で快適、スタイリッシュな日常使いのバックパックを作ることにしました。
耐久性にこだわり生地も通常リュックに採用されるものよりタフなものを。
中国の工場はアウトドアブランドから生産を受託している工場です。
快適性を追求し独自のAフレームの開発にも力を入れ、これにより今までと全くことなる背負い心地を実現しました。
学校、仕事、週末アクティビティ、ちょっとした遠出など
毎日使うことを想定して、使いやすく、頑丈、どんなシーンにも合うようなバッグ。
Able Carryはあなたの都市生活を快適にサポートします。
Able Carry :Daily Back Pack
エイブルキャリー:デイリーバックパック
独自のAフレーム構造
Able CarryのThe Dailyバックパックはショルダーのストラップがバックパックの底まで伸びています。
ストラップはバックパックの底でA字型に固定されています。
この独特の構造により、既存のバックパックの持つ4の問題を解決しました。
重さを感じにくい
Aフレーム構造により、内容物によってバッグが垂れ下がることがありません。
バッグを然るべき高さにキープできます。
現在ある多くバックパックは重さで垂れ下がるため、重力に余計引っ張られ重さを感じます。これにより肩に重い圧を感じます。
またAbleCarryは太めのショルダーストラップを使っています。これにより重量分散が十分にされます。
その為、通常のバッグに比べて重さを感じにくい軽量なバッグとなっています。
バックパックのシルエットを保てる
内容物でバッグが下がらないので、形も綺麗に保てます。
お店で詰め物の入ったディスプレー用バッグをみてデザインが気に入って買ったのに使い始めたらその形をキープできていないと言うことはありませんか?
せっかくのデザインも内容量によって形が崩れてしまうのでは意味がありません。
Able Carryは例えあまり中身が入っていなくても、立体的な美しいシルエットが保てます。
動きに強い
動きに強いのもAフレームがもたらした利点の一つです。
バックパックを背負って、例えば走ったりすると中の物が暴れて走りにくいという経験はありませんか?
バックパックを背負って頻繁に走ることはないかもしれませんが、Able Carryは通常のバックパックに比べて
中身が遊びません。Aフレームが支えているのであなたの動きを邪魔しません。
自立する
Able Carryは自立します!
例え中身がそんなに入っていなくとも。
これはポイントがかなり高いです。
電車の中で、待ち合わせの時、カフェでバッグを下ろすときバッグが自立するととても便利です。
20Lの大きさで軽いのにも関わらず、自立する。こういったバッグはあまりありません。
フニャッと形崩れもしないので、扱いやすいです。
Able Carry Daily Backpack 20L
ポケット
①PCスリーブ :15inch のPCが入ります。
②メッシュポケット :PCスリーブの前面に約20cm幅、16cmの深さのジッパー付きメッシュポケット。
③フロントポケット :深さ約16cmのポケット、ジッパー付き
④フロントポケット :深さ約16cmのポケット
⑤シークレットポケット :背中側上部に名刺サイズくらいの秘密のポケットがあります。もしもの時のお金などのために。
⑥サイドアクセスポケット :約35x20cm大容量のポケット
⑦クイックアクセスポケット:バッグの取手のすぐ隣、背中側にある約15x18cmのポケット。メモ帳等に。
シンプルな見た目とは裏腹に収納スペースは充実しています。
個人的なお気に入りは⑥のバッグ前面についている大きなポケット。
横からアクセスできるので、バッグを片方背負ったまま、簡単にアクセスでき容量も大きいので使いやすい。
⑦クイックアクセスポケットは例えばカフェで作業している時にバッグを床に立たせておいた時にとてもリーチしやすいです。
ただ背負う時にこのポケットの中身を感じるので、以前は財布など入れていたが、今はハンカチや鍵などあまり形を感じるものは入れていません。
バッグが何かに寄りかからせることなく自立するのが使いやすく、各ポケットにもアクセスが容易です。
ミニマル、スリムなデザイン
ミニマルでモダン、都市にマッチするデザインです。
できる限り不要なものを削ぎ落とし卵形の立体的なストリームラインを形成しています。
目障りな大きなロゴもありません。
また卵形の形がそう感じさせるのか20Lにしては小さな印象を与えます。
収納ポケットは十分で、20L分はもちろんしっかりと入るのですが、
目一杯入れてもスリムな印象。美しいシルエットです。
その為使う人も男女、年齢を問いません。
毎日使うものは出来るだけシンプルなものが使い勝手いいですね。
確かな耐久性
素材
Able Carryのバックパックの素材には2つ種類があります。
「CORDURA ®」
1000D Nylon : The Daily Backpack:Olive, Navy, Sand色、
210D Nylon : Daybreaker:Ripstop Black色
「CORDURA®」社は世界最大のナイロンメーカー、同社の開発したナイロンは、高強力糸で織られた耐摩耗性、引き裂き、擦り切れ、穴あきに強く、通常のナイロン生地の約7倍の強度を持つ優れた繊維生地です。
アメリカ軍用規格をクリアするほどの強靭な機能性を持ちつつ、手触りの良さと高級感のある表情も兼ね備えています。外層に DWR 防水コーティングを追加して、効果を向上させています。
「X-PAC ®」
X50 / X51 : The Daily Backpack : Deep Black, Dark Forest,White Alpine色、
VX21 / 42 : Thirteen Daybag : Navy Blue, Olive Green, Port Red色
VX21 : Day Breaker : Castl色
「X-PAC ®」はヨットの帆で世界一シェアを素材。アメリカDIMENSION-POLYANT社のが高強度な機能性素材です。
3つの素材(表面:ナイロン/中間:Black X-PLY/裏生地:50D ポリエステル)を特殊な方法で貼り合わせた3層構造からなり、強度・軽さ・防水性を兼ね備えた優れた高機能素材です。
中間層の「Black X-PLY」とは、高強力ポリエステルで強靭な紐を作り、それをX状に組んだ「X-PLY」を中間層バイアス方向に張り巡らせたもの。これによって織物の弱点である斜め方向への伸びを抑えています。耐裂性が強く、摩耗性を強化し、防水性、耐引裂性、耐摩耗性の高抵抗生地を製造しています。
ジッパー( Racquet Coil Zips )
言わずと知れた日本を代表する世界最高峰のファスナーメーカーYKKの商品です。
「Racquet Coil Zips」は、優れた耐引裂性と、通常のファスナーの5~8倍の強度を備えています。
ジッパーはYKKが間違い無いです。
生涯保証
Able Carryは全ての商品に生涯保証を付けています。
品質や堅牢性への自信の現れです。
スペック、色展開
・重さ:約900g
・高さ:H480 x W280 x D190 mm
・容量:20L
Able Carry Daily Backpack 20L
その他ラインアップ
Able Carry にはここまでご紹介してきた20Lの他に
13LのThirteen Daybag
25LのDay Breakerも
の取り揃えがあります。
Able Carry Thirteen Daybag 13L
Able Carry Day Breaker 25L
まとめ
Able Carryのデイリーバックパックは日常使いに最適なスリムでタフなバックパックです。
筆者も半年ほど使っていますが、とても満足しています。
軽くて、背負った感じも心地いいです。
自立することと前面の大きなポケットへ片方の肩にかけながらアクセスできることがとても使い勝手が良いです。
20Lは毎日の必要品を収納できて、気軽に持ち歩くにはちょうど良いサイズ。
現在はメーカー直の販売サイトからしか買えませんが、
14日間の間であれば返品返金も可能ですので、是非試してみてください。
更新情報
Abble Bagの新モデルMAXのクラウドファンディングが現在立ち上がっています。
MAXは30L容量で旅行にもつかえる大きめのバックパックとなっています。
詳しくは
https://camp-fire.jp/projects/view/346829