目次

No.15  –  32

成長ドラマ

ヒミズ

「立派な大人になるんだ」

どうしようもない親の元、愛なく育てられた15才の男女が自分の未来を切り開こうともがく物語。

ドスンと胸にきます。

圧倒的な熱量で主人公の葛藤、苦しみ、怒りがダイレクトに突き刺さります。

バイオレンスとブラックな内容なので向かない人もいるかもしれませんが、
人が持つ危うさ、力強さに不思議な感動を覚えました。

この映画好きな人には書籍「疾走」もおすすめです。

 

  • 面白さ 100% 100%
  • ドキドキする 80% 80%
  • 感動する 80% 80%

 

百円の恋

立てよこの負け犬!

32歳の引きこもり一子は家族との喧嘩をきっかけにとうとう家をでる。100円ショップでバイトを始めたりボクシングに出会ったり、恋をしたり彼女はどんどん変わっていく。

タイトルからは想像できない位いい映画でした

誰だって人生に勝ちたいだけどうまくいかないことの方が多い。
それでもあきらめない姿や少しずつでも変わる事の美しさを感じました。

終わり方もよかったです。

 

  • 面白さ 100% 100%
  • ドキドキする 70% 70%
  • 感動する 80% 80%

 

ピンポン

「この星の一等賞になりたいの、卓球で俺は! そんだけ!」

卓球が大好きな少年たちが高校生になり日本一を競う物語。

単なるスポ根映画に片付けるわけにはいかない傑作。
才能、努力、勝ち負け、運命、色々と考えさせられ内容です。

それぞれのキャラクターが個性的で素晴らしく、
それぞれが名言を口にします。

どこかコミカルでおしゃれな世界観も大好きです。

 

  • 面白さ 90% 90%
  • ドキドキする 70% 70%
  • 感動する 80% 80%

 

百万円と苦虫女

逃げてもいい、肩肘貼らずに前へ

短大卒業後、就職できずバイト暮らしの主人公は自分を変えようとする中ある事件に巻き込まれます。
その後、100万円を貯めたら引っ越しを繰り返す旅に出ます。

自分で生きていく勇気を培っていく様を押し付けがましくなく描写しています。
同年代の人は共感できるとこともたくさんあると思います。

全体的にほんわかとした牧歌的な空気感で肩肘時張らずに見れます。

最後はほんの少しの後悔と明日への希望で前向きになれます。

 

  • 面白さ 80% 80%
  • ドキドキする 60% 60%
  • 感動する 70% 70%

 

海猿

バディを信じて、自分の限界を超えろ

海上保安官たちが人命救助のエキスパートである潜水士として成長していく姿を描いた物語。

潜水士はバディを組み二人1組で任務にあたりますが、優秀な主人公と足を引っ張るバディ工藤。
二人は共に合格率1%の潜水士を目指します。

心熱くなる友情物語です。
激しい訓練に耐えるかっこよさ、バディを信じる心。

かっこいい男ってこういうこと。

 

  • 面白さ 90% 90%
  • ドキドキする 80% 80%
  • 感動する 80% 80%

 

フライ ダディ フライ!

悪い奴に勇気を持って立ち向かう、それでいい気がする

自分の娘を傷つけた不良に復讐するため、普通のサラリーマンお父さんがトレーニングを積み戦いを挑む話し。

こういう単純なストーリー大好きです。

通常修行系の映画はすごい先生とだめな生徒という構図ですが、これはすごい学生とダメなおじさん。
そこがなかなか笑えておもしろい。

二人のやり取りと少しほろっとくるシーンも見ものです。

人間幾つになっても何かを守るために戦う姿はかっこいいですね。

 

  • 面白さ 90% 90%
  • ドキドキする 70% 70%
  • 感動する 70% 70%

 

スウィングガールズ

ジャズやるべ!

高校生がビッグバンドジャズに挑戦するお話し。

笑って見れる明るい青春映画です。

ストーリーは割と単純ですが、メンバーの個性が織りなすやりとりはなかなか面白いです。

映画はエンタテイメント、こういう映画はいくらでも見たいですね。

 

  • 面白さ 80% 80%
  • ドキドキする 60% 60%
  • 感動する 70% 70%

 

バイオレンス

狂気の桜

渋谷を切るナショナリストの狂気

アメリカ文化に染まる現代の日本を嘆き、独自のイデオロギーを振りかざし渋谷の街を徘徊。
暴力で街を「掃除」するナショナリスト集団の物語。

意見が分かれる作品かもしれませんが、自分は好きです。
青年期に見て感化されたのを思い出します。

ナショナリストが良いかは分かりませんが、
今の日本の都市は何かおかしいと誰でも感じることがあるのではないでしょうか?

若き窪塚洋介がかっこいいです。

 

  • 面白さ 90% 90%
  • ドキドキする 80% 80%
  • 感動する 70% 70%

 

クローズZERO

友情、喧嘩、青春!

ワルが集まる高校、鈴蘭で主人公がトップを目指す喧嘩映画。

喧嘩して仲間集めて戦争。

どストレートの不良映画です。
男は、こういうの何か憧れませんか?

 

難しいことは考えず、かっこいいワルの喧嘩を楽しんで下さい!

 

  • 面白さ 80% 80%
  • ドキドキする 70% 70%
  • 感動する 70% 70%

 

ラブストーリー

半分の月がのぼる空

人をずっと愛するということ

高校生の主人公が心臓病を患う女の子に出会い、関係を深める純情恋愛映画。

一番好きな恋愛映画かもしれません。
同じ映画はあまり見返しませんが、この映画は3回くらい見てると思います。

全体的に変な癖がなく、とても素直な作品でスッと感情移入できます。
二人の純粋で素直さがそのまま作品になったような。

最後にはカラクリもあり、泣けます。

 

  • 面白さ 80% 80%
  • ドキドキする 70% 70%
  • 感動する 90% 90%

 

君の膵臓をたべたい

観終わった時、このタイトルに涙する

重い病気を抱えた彼女と主人公の物語。

はっきりとした彼女と控えめな主人公はとても素敵な関係です。

病気を抱えたかわいそうな女の子との恋愛という内容ではありません。

最後のまさかの展開が他の恋愛映画と一線を画しています。

主人公の泣き崩れる姿には涙しました。

 

  • 面白さ 80% 80%
  • ドキドキする 70% 70%
  • 感動する 90% 90%

 

電車男

仲間がいたから勇気をもてた

電車で美女を助けたことをきっかけに恋が始まる恋愛コメディ
リアルに恋をしたこのない主人公の恋は実るのか?

ネット掲示板2チャンネルで実際に繰り広げられた
実話を基にした物語

頑張るオタクがコミカルに時に胸をうつほどに頑張ります。

ネット住人と勇気を交換しながら変わって行く姿に感動を覚えます。

うん。ナイスなラブストーリー。

 

  • 面白さ 90% 90%
  • ドキドキする 70% 70%
  • 感動する 80% 80%

 

大人ドロップ

モラトリアムの切なさ

男女4人が織りなす青春恋愛映画です。

思春期のなんともモヤモヤする感じ。大人になる葛藤、自己が確立仕切らないあやふやさが自然に描かれています。

大きな事件が起きるような大それた映画ではないですが、終わった後なんとも温かい気持ちと少しの切なさが残るいい映画です。

ストーリー展開、終わり方もよかったです。

 

  • 面白さ 80% 80%
  • ドキドキする 60% 60%
  • 感動する 70% 70%

 

歴史

永遠の0

戦火の中を生きた若者の命

太平洋戦争時の特攻で死んだ祖父の記憶を紐解く物語。
祖父の人物像が少しづつ浮き彫りになるミステリー調のストーリーは戦争映画としては新しく新鮮でした。

戦争の中で生きることを諦めなかった男、
強靭な精神を蝕む戦争という悪魔。

見ていて苦しくなもなる映画ですが、それだけ心に刺さります。
戦争を美化するわけでも、卑下するわけでもなく一人の男の生き様をおった映画です。

書籍も素晴らしいです。

 

  • 面白さ 100% 100%
  • ドキドキする 80% 80%
  • 感動する 90% 90%

 

壬生義士伝

義に熱く、家族を想う一人の侍

明治。貧困に苦しみやむなく脱藩した下級武士吉村は新撰組に入隊し、稼いだ金を国に残した妻子に送る毎日を過ごす。
その様子を快く思わない血の気の多い新撰組の斉藤一。
二人は時代に翻弄されながら、不思議に心を通わせます。

強いとは何か?正義とは何か?

激動の明治、家族を守ることに命をかけた男の生き様がここにあります。

極上の時代劇ドラマです。

 

  • 面白さ 80% 80%
  • ドキドキする 70% 70%
  • 感動する 80% 80%

 

GOEMON

新感覚アクション時代劇

歴史に名を残す大泥棒「石川五右衛門」のアクション大作。

従来の時代劇とは違うSFに近いエンタメ作品です。

好き嫌いが分かれるかもしれませんが、自分は新しい世界観で純粋に楽しめました。

豊臣秀吉、石田三成、徳川家康がなかなか面白く描かれています。

少しアニメを見ている感覚に近かったです。

 

  • 面白さ 80% 80%
  • ドキドキする 70% 70%
  • 感動する 60% 60%

 

社会派ドラマ

それでも僕はやってない

圧倒的リアル、見ておくべし

痴漢の冤罪を晴らすために戦う法廷映画です。

全体的な雰囲気は決して暗くないのですが、シリアスな社会派映画です。

実際の取り調べや法廷はこんな感じなんだろうと感じるほど演出感がなくリアルです。
日本の刑事裁判の病理,本質をえぐり出した名作です。

ストーリーとしても面白いですが、それ以上に一度見ておくべき作品。

 

  • 面白さ 90% 90%
  • ドキドキする 70% 70%
  • 感動する 70% 70%

 

誰も知らない

誰も知らない?子供たち

親に捨てられた全員父親の違う幼い子供たちが4人だけで生活する話し。

4人の子供の日常をただ切り取ったドキュメンタリーのように演出感がなく淡々と物語が展開していきます。
そのフラットな感じが逆に胸にくるものがあります。

誰を責めるわけでもなく、憎むわけでもなく淡々と強く生きる子供たち。

装飾だらけ仕掛けだらけのエンタメとは全く違う美しい邦画がここにあります。

演者が素晴らしい。
僕らはちゃんと気づけるだろうか。

 

  • 面白さ 100% 100%
  • ドキドキする 60% 60%
  • 感動する 90% 90%

 

まとめ

 

いかがだったでしょうか?

これまで観てきた邦画から厳選して面白い作品を紹介しました。

あなたのお気に入りの作品に巡り会えたらとても嬉しいです。

それでは、また👋

 

>>とにかく面白い!洋画43選

>>とにかく面白い!漫画25選

>>とにかく面白い!作家別小説